理容師として働く矢島家のご主人。
「以前は自宅とは別の場所に理容室を構えてい ました。
でも道路の整備で人の流れが変わってしまって。
『このままここで商売を続け られるのかな』 と悩んでいました。
愛着のある場所を離れるのは勇気のいることでしたが、
建物の老朽化が進んでいることもあって、思い切って大きく変えようと思ったんです。
お店を新しくするなら、 家と一緒にしたいと思ったので、
店舗付きの住宅を建て ることにしました。」
新しく引っ越したのは賑やかな国道沿いの場所。
「北側に道路があるため、 お店は 北側に置き、
家族が集まる LDK と母の部屋となる和室は南側に設置することにしました。
妻からのリクエストは 『明るい家』。 リビングは南向きだったので、
明るい場所に なることはわかっていましたが、
さらに明るくなるよう東西にも窓を設置してもらいました。
おかげで日の出から日の入りまで日差しが入る空間になっています。」
明るいリビ ングにしたことで、 うれしいことがもう一つあったというご主人。
「日差しのおかげで部 屋があたたかくなるので、 日中は暖房なしで過ごせるようになったんです。
太陽光発 電もつけたので、 冬の間の光熱費はだいぶ抑えられています。
これには母も妻も大喜 びしていますね (笑)。」
自慢のリビングの一角には、 仏壇を置くスペースが設けられています。
「これはエル ハウスさんが提案してくださったことなんです。
最初、 仏壇は階段下にスペースを作っ て置く予定でした。
打ち合わせでその話をしたら、
『お仏壇の上を人が行き来するのは 良くないので、 場所を変えましょう』
ということになったんです。
こんな風にエルハウス さんはいつも私たちの立場に立って、
誠実に向き合ってくださいました。
お店のことも あったので、 実は新築するかどうかずいぶん葛藤しました。
でも、 結果的にエルハウ スさんのおかげで家も店も素敵になった。
移転後もなじみのお客さんが通ってくださっ ています。 大正解でした。」
★ 「家とお店が毎日ちゃんと回っているのは、お義母さんのおかげです。」
とおっしゃった 奥様の言葉が印象に残りました。
★ 2色の外壁を使って、 店舗部分と居住 部分がわかるように設計されたお家。
★ 日当たりの良さを活かすため、内装にもこだわりが。
白のクロスと明るい茶色のフロー リングをチョイスしたことで、
リビングがさらに 明るくなりました。
★ こちらは店舗スペース。
「自分よりも上の年代のお客様が多いので、落ち着いた佇まいになるように設計してもらいました」 と ご主人。
★ LDK と店舗スペースをつなぐ出入口 には、店舗用の洗濯機と共用のトイレ スペースを設置。
リビングの生活音が 伝わりにくいように工夫されています。
